リーダーシップは、その人らしくプラスONE
3月31日に部署移動になり、お別れすることになった大好きな上司のお話をさせてください。
ナースステーションでも、スタッフから、よくイチャイチャしてると言われていた男コンビでしたが、明日から上司は別部署へ。仲良しコンビ一時解散!
リーダーシップについて色々学びましたが、自分にはこの本が、1番しっくりきました。
楽しんで仕事したもん勝ち!
ただ、楽しむためにはそこそこがんばらないとね。
でも、日本人の悪いところは部活動の厳しい縦社会が、社会人になっても続いているところ。
体育会系の厳しさも時には必要!?
【一部抜粋】
楽しくなければ、仕事はできない。部活動ののりは、学生時代でおわりにしよう!日本人は、部活動の縦社会の習慣を仕事に反映させすぎている。もっと、楽しく話しやすい雰囲気で仕事しよう!
否!うちのリーダーは、ガチガチの男子バレー体育会系育ちで、今もマスターズでしたっぱで、縦社会に属しているにも関わらず、部署ではその様子は出しません。
怒る場面も見たことありません。
常に赤い顔で恥ずかしがり、笑顔で、真剣で、結構な頻度でとぼけて、みんなの話をよく聞き、心配性だけど前向きで、上からの圧力は自分で受け切る。まるでプロレスラーのようで、スタッフには、愚痴は言わない。そのような人でした。
その上司が来てから2年。部署の雰囲気は明らかに変わりました。みんなの、意見を吸い上げて何からやればいいかをひとつずつ解決して、残業時間も半分以上減りました。スタッフ間の摩擦が無くなるように、口頭で伝えられていた技術をまとめた部署マニュアルをみんなで作り、摩擦軽減に努めていました。朝は、年寄りだから早く起きちゃうといい、全患者のラウンドをしてコミュニケーションをとり、いつも笑っていました。気がつけば自分も、スタッフもそのような感じになり、つくづく、リーダーの習性って部署に反映するんだなぁと、感じた2年でした。
この著書にある、理想のリーダーシップとは、
抜粋すると
【チームが健康で過ごし、成果を上げることに関心を払う】
【生産的かつ成果主義的である】
【チームのよき聞き手であり、コミュニケーションを活発にとる】
【チームメンバーのキャリア形成を手助けする】
【明確なビジョンと戦略を持つ】
【チームにアドバイスできる技術的な専門的知識を持つ】
つまり!
がっつり、統率して引っ張らなくてもいい。
勢いをつけ、健康を気づかい、コミュニケーションとり、コーチングできればいいんです。
そのおかげもあってか、うちの部署のスタッフは、かなりの確率で自発的に動いて提案してくれるようになりました。
そんなリーダーも、移動となり新しいリーダーを迎えますが、全く同じようにはいがないでしょう。楽しむプラスONEで、スタッフが前向きに仕事ができる環境はキープする様にしなければと感じる今日このごろです。
長文失礼しました。読んでいただき感謝です。